子どもと一緒に公園に行くのは楽しいはずなのに、大きな声では言えないけれど、子どもの公園遊びがめんどくさい・つらいと思っていませんか?
小学生の子どもがいる私も、そんな瞬間を何回も経験してきました。そして、少しでも公園でのストレスを感じないように、試行錯誤してきたものです。
そこで今回は、実体験をもとに公園でのストレスを軽減する方法について詳しくお伝えします。対処法はそれぞれ違うもの。紹介した中からぜひあなたにあった対処法を取り入れてみてくださいね。
めんどくさい原因を考える
まず、子どもと公園に行くのがめんどうだと感じる原因を考えてみましょう。原因は次のようなものがあります。
- ママがインドア派
- ほかのママと交流したくない
- 知らないこともに話しかけられたくない
- ママ友の輪に入りたくない
- ママ友の輪に入れない
- 簡単に帰ってくれない
- 家事ができない
- 兄弟のお昼寝タイミングがずれる
- 兄弟の習い事の送迎と時間がかぶる
- 公園から帰った後が忙しい
- 小学生が遊んでいるのが怖い
- 年齢に合ってない遊具で遊んで怖い
- 公園遊びが良いことは分かっているけど・・・
- 遊びを見守っている時間が退屈
- 子どもとマンツーマンが公園はつらい
- 面倒だと感じる自分への自己嫌悪
書き出したらキリがないくらい出てきちゃいますね。そして、嫌だと思う部分は人それぞれで、
- 誰かと話していないと退屈でつらい人
- 誰にも話しかけられたくない人
といったように、ストレスを感じるポイントが真逆のパターンもあります。だけど、どんな理由だとしても、「100%、毎日子どもと公園遊びが楽しい!!」なんて親はきっと少ないのではないでしょうか。
ということでここからは、子どもとの公園遊びが面倒・つらいと感じる時の対処法をお伝えしていきます。
対処法は大きく分けて3つに分かれます。
- 人と交流しない対処法
- 人と交流する対処法
- マインドを変える対処法
- 事前準備をする方法
それぞれ、詳しく紹介していきます。
子どもと公園がめんどうな時の対処法【人と交流しない方法】
ここからは、「人との交流がストレスを感じる」タイプの方への対処法です。
①人がいない時間に行く
人との交流がめんどうだと感じるタイプの方は、公園が混雑する時間をさけていくのがおすすめです。
- 朝の9時前
- 平日のお昼(12時半~15時ごろ)
子どもが早起きしたら、思い切って朝イチで行くのもいいし、お昼寝の時間がズレた日に、平日のお昼寝タイム(12時半~15時ごろ)に行くという手もあります。
ほかの人と関わりたくない人は、空いている時間を狙って公園に行きましょう!
②マイナーな公園に行く
有名な公園に行かなくても、地元の小さな公園でも楽しい時間を過ごすことが出来ます。
マイナーな公園は、親子単独ので遊んでいるパターンが多いです。また、遊具も少ないので子どもが長居をしないことが多いんですよね。
意外と歩いていると小さな公園っていろいろなところにあるんですよね。
子どもとお散歩しながら、誰もいない小さな公園を探すのも楽しいですよ。
③大きい公園に行く
真逆の発想になりますが、大きい公園に行くのもおすすめです。
- 意外と親子だけ出来ている人も多い
- 敷地が広いとママ友の輪も気にならない
- 遊具が多いので子どもが思いっきり遊べる
大きな公園は、人は多いけど話しかけてくる人はいないのが特徴です。だからと言って、ひとりでも「ポツン感」はないのが良いですよね。
大きな公園は、ほかの親との交流を避けながら、広いスペースで楽しむことができるのがメリットです。
子どもと公園がめんどうな時の対処法【人と交流する方法】
ここからは、「人と交流をすることでストレスを発散する」タイプの方への対処法です。
①「話せる人」をつくる
親子マンツーマンがつらいと感じる方は、思い切って周りのママに声をかけてみましょう。同じくらいの子どもを持つママ同士、意外と話が弾むことがあります。(話が弾まなかったら、深堀りせずに会話を終了させれてよいだけ!)
公園で話せる人ができると、
- 親子マンツーマンが避けられる
- 大人との会話できる
- 子育ての悩みなど共有・共感できる
といった、メリットがあります。まずはお約束の「いくつですか?」から会話を始めてみるのがおすすめ。そうすると必然的に気に合う人なら話すようになったりします。
私の経験上、「公園で会うママ」はその場限りのつき合いで、ずっと付き合いが続く人はほとんどいません。そんなものなので、気軽に話しかけてみましょう!
②「他の子ども」と話してみる
まだ会話ができないわが子とと公園に行くのって、実はちょっと退屈なんですよね。時には、会話が成り立たないのでマンツーマンがつらいと感じることがあります。
そんな時には、ほかの子どもたちに話しかけてみましょう。「なに作っているの?」「じょうずだね~」など話しかけてみると、意外と会話が続いて面白いんですよね。その流れで、わが子とその子が遊び始めたり、その子のママとも話せるようになったり・・・と自然に交流がはじまるなんてことも。
自分の子ども以外と話すのが苦痛を感じないタイプの方は、ぜひいろんな子に話しかけてみましょう!
その場の退屈さも解消されるし、いろいろな子がいるなと勉強にもなりますよ!
子どもと公園がめんどうな時の対処法【マインドを変える方法】
ここからは、「自分の考え方を変えてストレスを減らす」対処法です。
①ママの輪は「その場限り」も多い
公園に行ったときに「ママの輪」を見つけるとアウェイ感を感じませんか?ちょっと怖いななと感じることもありますよね
確かに、その公園で待ち合わせて遊んでいる団体もいますが、
- たまたま同じ公園を使ているだけの顔見知り
- 今日、初めて会ってたまたま話しているだけ
といった「ママの輪」も多いのです。
「お互いの子どもの名前さえ知らないけど話している」こともザラにあります。その場限りの関係も多く集団意識もないので、誰かが親子だけで遊んでいても気にしていないし、圧をかけてくることも少ないです。
怖いママの団体がいないといは言いませんが、全部のママの集まりが怖いと気負いすることはないです。「その場限りの集団かな」と気にしないのが一番です!
②別に行かなくていいよ
- 公園に連れて行かないといけない。
- 公園に連れて行かない私は、親として失格じゃないか。
- ほかのお母さんは毎日公園に行くのに、私はどうしてもムリ・・・
こんな風に思って、気が重くなっちゃうこともありますよね。でもさ、公園に毎日連れて行かないとダメなわけでもないし、行かない日があってもそれは問題ありませんん。
幼稚園や保育園に通うようになれば、外でたくさん遊ぶようにもなります。公園だけが唯一の楽しい場所ではないしね。
ママが気乗りしないときは、公園にいなくてOK!!連れて行かないと・・・気負いすることはありません。
③お散歩に切り替える
どうしても親は、「外で遊ばせる=公園に行く」と思いがちですが、子どもにとって「外遊び=公園」ではありません。公園ではなく、お散歩を楽しむのだってアリです!子どもにとってお散歩は楽しい時間を過ごす方法のひとつなんですよね。
しかも、お散歩に切り替えるメリットもありますよ。
- ほかのママを気にしなくてよい
- 「帰るのが嫌だ」攻撃が、公園より少ない
- 好奇心・探求心が育つ
- 遊具遊びにマンツーマンで使わなくてよい
子どものペースでお散歩をすると、子どもは公園とは違った楽しみを見つけ出します。
ママが気乗りしないときは、公園遊びに行かなくてもOK!他のママに会わないから、お散歩に切り替えちゃいましょう!
子どもと公園がめんどうな時の対処法【事前準備をする方法】
①家事を終わらせてから行く
- まだ家事が終わっていない。
- お昼ご飯とお昼寝が遅くなってしまう。
- 夕ご飯を作らないと。
こんな理由から「早く帰りたい!」という気持ちがストレスになり、公園遊びのイライラの原因になることありますよね。(私はよくあります。)
このイライラを減らすためには、
- 家事を終わらせてから出かける
- ご飯を作ってから出かける
- お昼ご飯は、簡単にパンとか買っておく
- 思い切って外食にしちゃう
- パジャマなどお風呂の準備を万端にしておく
こんな風に、家事を先に終わらせておくことで、親の気分がとてもラクになりますよ。
②夫の帰宅時間を狙う
公園がめんどうだと感じる原因には、「公園からすんなり帰らない」ことがありますよね。
「かえるよー」
「やだー」
の攻防は公園のあるあるですよね。
特にわが子は「やだー」の主張が強いタイプだったので、ジタバタするわが子を小脇に抱えて、片手で三輪車を押しながら必死に家に帰る・・・なんてこともしょっちゅうでした。
そんな時に使っていた戦法が、日が長い時期に夕方遊びに行き、夫の仕事帰りに車で迎えに来てもらうという戦法です。これが本当にラクなんですよ。だから、仕事帰りでなく休日でも、あえてどちらかが車で迎えに行くことで、すんなり子どもが帰る・・・という方法をよくとっています。
私は「帰らない!と言うから公園に連れて行きたくない」って思っていたいた時期がありました。でも「パパが迎えに来るまでだ。」と思うことで公園に連れていくことが出来ました。
③片耳イヤフォン
ちょっとイレギュラーな方法ですが、片耳だけイヤフォンをして音楽やラジオなどを聞いてリラックスする方法もあります。子どもを遊ばせている間に、スマホや読書をするよりよほど安全ですよね。
子どもと公園でマンツーマン。
綺麗ごとを抜きにしたら暇と感じる時がありますよね。それが公園に行くストレスと感じるくらいなら、片耳だけイヤフォンをしてみましょう。片耳だから、子どもとの会話もしながらでも利用できますよ。
今は、外の音も聞こえるイヤフォンも多くあります。寝かしつけ時に、片耳イヤフォンをしたりと、意外と子育てママが重宝するグッズですね!
子どもとの公園がめんどうと感じる方へ
ここまで、子どもと公園がめんどうだと感じる方へ、少しでもストレスが解消できる対処法を紹介してきました。紹介したとおり、公園に行くのがめんどうでつらいと感じる原因は、ひとそれぞれです。
「話し相手がいなくてつらい」
「ほかのママと話すのがつらい」
このように真逆の原因で、公園にストレスを感じている場合があります。
まずは、今回紹介した対処法を参考に、自分のストレスの原因を考えあなた自身の公園遊びがラクになる方法を見つけてみてくださいね。そして子どもとの時間を楽しみましょう!
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