私は、ガスファンヒーターを使って7年の愛用者。
雪国に住んでいる私は、それまで石油ファンヒーターで冬を乗り切っていたのですが、新築時にガスファンヒーターを購入。実際に使ってみてガスファンヒーターにして良かったと思っています。
ということで今回は、ガスファンヒーター利用者である私が、実際に感じたガスファンヒーターのメリット・デメリットを紹介しています。ガスファンヒーターの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ガスファンヒーターのデメリット
まずは、ガスファンヒーターのデメリットを7つ紹介します。
①ガスコンセントが必要
石油ファンヒーターとは違い、ガスファンヒーターはコンセントとガス栓が必要です。
このガス栓、持ち家でも賃貸でも最初からついている場合は少ないですよね。ということは、
- 新築を建てる時
- リフォーム時
このふたつのタイミングでガス栓を設置することになります。(2万円前後で後づけは可能です。)
このガス栓がないと使えないというのが最大のデメリットとなります。
③ホースが邪魔
ガスファンヒーターは、ガス栓と本体をつなぐホースが必要です。このガスホースが、ほんと邪魔だったりするんですよね。
写真のコードはまだ細い方ですが、もっと太いコードもあるんです。
今は電化製品のコードが大量です。それだけでもごちゃごちゃするところ、このガスのコードはもっと邪魔な存在になります・・・。
③置き場所が固定される
コンセントがあれば自由に移動できる石油ファンヒーターに比べ、ガスファンヒーターはガス栓がある部屋でしか使えないので、置き場所が固定されてしまいます。
コンセントのように部屋に何個もガス栓をつけるわけにはいかないですからね。
3メートルと長いガス栓もありますが、やはり見た目が悪いもの。なるべくガス栓の近くに設置したいとなると、設置場所が固定されてしまう暖房器具となります。
④急ぎの洗濯物が乾きづらい
我が家がエアコンだけにしなかった理由として、「急ぎの洗濯物や靴を直風で乾かしたい」がありました。子どもがいると、結構急ぎで乾かしたいことも多くて・・・。
ガスファンヒーターの風はまろやかで、部屋全体が温まります。石油ファンヒーターのように鋭く温かい風が当たらないのがメリットではありますが、その分、直風で急いで洗濯物を乾かしたいときに乾きづらいなぁと感じています。
⑤オール電化の場合、高くなる
オール電化の家庭の場合、ガスファンヒーターのためだけに、ガス栓を引く費用がかかります。。また、ガスの基本料金もかかりますよね。
そう考えると、オール電化の家庭ではガスファンヒーターは割高になってしまうのです。
お風呂をガスにしたり、ガス乾燥機を使うなど、ガスの使用を増やすことで、割高感が押さえられますね。
⑥喚起が必要
ガスファンヒーターは、部屋の空気を使って燃焼しているため、一酸化炭素中毒になる可能性があります。そのため、エアコンとは違い、ガスファンヒーターは喚起が必要です。
とはいえ、石油ファンヒーターも喚起は必要です。石油ファンヒーターかガスファンヒーターかで悩んでいる場合は、喚起の面はどちらも変わりはありません。
1時間に1、2回、喚起をするようにしましょう!
⑦購入費用が必要
当然ですが、ガスファンヒータ本体を購入する費用が必要です。
- 石油ファンヒーターより値段が高い
- エアコンだけなら掛からない購入費用
ガスファンヒーターは、リビングで使うとなると5万円以上が相場となります。1万円だからある石油ファンヒーターに比べ購入費用は高いのです。
ガスファンヒーターのメリット
ここからは、ガスファンヒーターのメリットを紹介します。
メリットは9つ。詳しく紹介していきます。
①立ち上がりが早い(すぐ温まる)
ガスファンヒーターは5秒で点火し、すぐに温風が出てくるタイプが多いです。
- 5秒ですぐ点火・すぐ温まる
- 温風が遠くまで届く
- 足元から温まるから、早く温かく感じる
こんな理由から、ガスファンヒーターはすぐに部屋が温まるので冬は強い味方です。
②部屋全体が温まる
実際に使ってみて体感で感じるのが、石油ファンヒーターに比べて部屋全体が温まるということです。
石油ファンヒーターよりガスファンヒーターの方が、遠くまで温かい風が届くので、あっという間に部屋が温まります。
実際に使った体感としては、エアコンよりも、灯油ファンヒーターよりも一番部屋が温まります!
③エアコンより乾燥しにくい
冬のエアコンは乾燥するんですよね。その点、ガスファンヒーターは、ガスが燃焼するときに二酸化炭素と水を発生させるので、エアコンにくらべて乾燥しません。
冬の乾燥は、風邪をひきやすくなったりと大敵です!
エアコンに比べて、ガスファンヒーターは乾燥を感じにくいと体感しています♪
④ニオイが少ない
石油ファンヒーターは、点火と消火時に灯油のニオイがしちゃいますよね。灯油を補給するときも臭いんですよね。
その点、ガスファンヒーターはニオイ少ないです。
⑤「燃料補給」がいらない
ガスファンヒーターは、ガス栓から供給をうけるため、燃料補充の必要がありません。
石油ファンヒーターのように、
・灯油を買いに行かなくてOK!
・灯油タンクから、本体に補充しなくてOK!
燃料補充がいらないのは、本当にラク!!
もう燃料切れの「ピーピーピー」を聞かなくて済むのはありがたいです!
⑥「灯油タンク」の保管場所がいらない
石油ファンヒーターとは違い、燃料を保管しなくていいのがとても嬉しいポイント。
玄関に置いておく灯油タンクほど邪魔なものはないですよね。あのタンクがなくなるだけで玄関スペースを有効活用できますよ。
⑦結露が少ない
石油ファンヒーターの悩みの種は結露!窓ガラスに大量につく結露とパッキンの黒カビ・・・。ホント嫌になっちゃいますよね。
その点、ガスファンヒーターは結露があまりつかないのがメリットですね。エアコンに比べれば少しつきますが、石油ファンヒーターに比べたら結露は確実に少ないです。
新築時、結露を考えてガスファンヒーターにして良かったと思っています!
⑧直風を浴びれる
これは完全に個人的なメリットですが、私、ヒーターの前で直風を浴びるのが好きなんですよね。
もし新築時にエアコンのみにしたら、この「直風を浴びる」ことが出来ないわけです。そんなこと?と思う人も多いかもしれませんが・・・。
「温かい風を直接浴びたい!」この理由だけで、エアコンだけじゃなくてヒーターを取り入れたといっても過言ではありません(笑)
灯油ファンヒーターで味わった、冷え切った手足を温める温風を味わえるのも、ガスファンヒーターのメリットです。(私にとっては!)
⑨濡れたものをすぐ乾かせる
家を建てる時に設計士には、
高気密の家だから、エアコンだけで大丈夫ですよ!
と言われていました。
でも、雪国なので子どもの長靴や手袋を乾かしたり、急ぎの洗濯物を乾かしたい!となると、やはり直風が得られるヒーターが欲しい。
ただ、デメリットでも話しましたが、灯油ファンヒーターに比べると渇きは遅いです。でも、エアコンだけよりも絶対にすぐに乾くので、毎年冬には重宝しています!
ガス・灯油・エアコンの比較表
ここまで紹介してきた、ガスガンヒーターのメリット・デメリットですが、「灯油ファンヒーター」と「エアコン」と比較してみました。
ガス ファンヒーター | 灯油 ファンヒーター | エアコン | |
---|---|---|---|
設置 | |||
価格 | |||
燃料の補充 | |||
温まり | |||
ニオイ | |||
結露 | |||
乾燥 | |||
喚起 |
この表をもとに我が家は、
- 結露する灯油ファンヒーターは却下
- 直風にあたれないエアコンは却下
となり、冬場の暖房器具にガスガンヒーターを選んだのでした。
ガスファンヒーター利用者の口コミは?
次に、実際にガスファンヒーターを使っている人の口コミを探してみました!
やはり、すぐに部屋が温まるのがガスファンヒーターの良さですね。
また、ガスファンヒーターの電気代を気にする方もいました。
実は私も、エアコンの方が光熱費が安いのかなと思って、昨年ガスファンヒータを使わずに1か月エアコンだけ使ってみたんですよね。そしたら驚きの電気代の高さだったのです!!
そして翌月はガスファンヒーターに変更したら、光熱費がぐっと安くなりました!
雪国と温かい地域では違っていたり、その時の光熱費の価格によっても変わると思いますが・・・。
雪国でガンガン暖房が必要な地域なら、エアコンよりガスファンヒーターの方が光熱費がかからないのでは?と体感しています。
まとめ
ここまで、ガスファンヒーターについて、
- ガスファンヒーターのデメリット
- ガスファンヒーターのメリット
- 灯油ファンヒーターとエアコンとの比較
- ガスファンヒーター利用者の口コミ
これらを紹介してきました。
実際にガスファンヒーターを使っている私は、ガスファンヒーターにして本当に良かった!と思っています。
すぐに温かくなるガスファンヒーターは、特にエアコンだけでは過ごせない寒い地域ではおすすめです。ぜひ今回の記事を参考に、ガスファンヒーターを検討してみてはいかがでしょうか。
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